ユーミンのコンサートで思い出した亡き母のこと。
あの当時エンディングノートとかあれば、想いは残せたのに…
私の母は、27年前の夏、交通事故で他界しました。
ユーミンのコンサートタイトル『深海の街』…
正しく深海の街へ連れて行かれました。
あの時が蘇りました。
前日母は、明日着ていくワンピースのアクセサリーが、
どちらが良いかを私に聞いてきました。
私はそっけなく「どっちでもいいんじゃないの…」と。
これが、私が最後に母とした会話になりました。
まさかこれが、最後になるとは思っていませんでした。
母は、今生きていれば91歳。
あの時何か言いたかったのかなぁ…とか、
あの時のアクセサリーを別のものにしていたら、人生変わっていたのかなぁ…とか。
時すでに遅しなのですが、その日以来私は、
後悔無く毎日を過ごそうと思っています。
想いとは人の心の中にあるもので、
伝えなければそれは誰にも知られることなく忘れられます。
もちろんそれはそれで良いのですが、
人生今日が最後ならば、伝えたいことはあるはずです。
今年の元旦に、今思う遺言書なる物を書き留めておこうと
決意しながら果たせませんでした。
【まずはエンディングノート】
まずは、エンディングノートから書いてみようと思ったユーミンコンサート『深海の街』でした。